toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

デジカメの画素数って気にします? その1

10年ほど前は、デジカメといえば200~300万画素が多かったですね。

そしてお値段は、安くても5万(定価)、高いものは15万円とか・・・

現在はデジタル一眼レフカメラでもズームレンズ込みで5万くらい(新品の場合)。
コンパクトタイプ(略して「コンデジ」と呼ぶ)だと、1~3万くらい(売価)。

デジカメを選ぶとき、今でも一番気にするのは画素数だそうです。(アンケーサイトの結果より)

でもこれから、その画素数神話を崩していきます。
お楽しみに・・・


って第一回がこれで終わると、ちょっと味気ないからもうちょっとだけ話を進めます。

どこにでも書かれている内容があるので、そこから引用します。
まずは言葉の意味から。

デジタルカメラを買おうとしたときに、真っ先に気になるのが画素数ですよね。
デジタルカメラだけでなく、携帯電話に装備されているカメラ機能でも画素数が話題になります。
わたくしも、パソコンに興味を持ち始めた知人から「A社のBってデジタルカメラ買おうと思うんだけれど、500万画素モデルと400万画素モデルがあるんだよね。値段も1万円違うんだけれどどっちがいいと思う?」なんて質問をされることがよくあります。
このように、デジタルカメラの性能や画質の尺度として使われる解像度ですが、いろいろな雑誌・書籍やWebサイトなどで「画素数だけが画質を左右するわけではない」とか「高画素のコンパクトサイズのデジタルカメラは画質が悪い場合も多い」なぁんて記述も見かけますよね。
素数が多ければ、綺麗な画像が撮影できるはずなのに、このようなことが書かれるというのは変ですよね。

デジタルカメラの画素数は、画質にどのような影響を与えているのでしょうか。
今回は、画素数と画質のしくみに迫ってみましょう。


素数と画質の関連の話の前に、画素数とは何を指すかを明確にしておきましょう。

まずは、画素について。

画像をデジタルデータで表すためには、画像を細かく分割して、その分割したものを1つの色で表示する必要があります。このときの分割した領域(面積)を「画素」というのです。
この分割を多くすればするほど元の画像に近くなりますし、逆に分割を少なくすればモザイクのようになってしまいます。
つまり、画素数が多ければ細かく微細な色の変化も表現できるようになるわけです。デジタルカメラの性能を比べるときに、画素数が使われるのは、こういった理由からなのです。

デジタルカメラの画素数は、CCDの表面を細かく分割した数によって表されます。
つまり、CCDの表面を500万に分割したものが「500万画素のデジタルカメラ」になるわけです。
ちなみに、デジタルカメラでは「総画素数」と「有効画素数」という2つの画素数という言葉が使われます。総画素数とはCCDなど撮像素子の画素の総数を指し、有効画素数とは最終的に画像データとして出力されるときに反映される有効な画素の数を指します。
猶、「500万画素のデジタルカメラ」と表現されるときには、有効画素数を使うようにカメラ映像機器工業会(CIPA)がガイドラインを定めています。

~中略~

では、なぜ画素数がこんなにも注目されてしまっているのでしょうか。しくみからは少しはずれますが、その経緯をお話ししておきましょう。
素数を多くするということは、色の再現の幅を小さくしてしまうということになるのですが、それでもデジタルカメラが流行し始めた当時は、画素数が増えることはとても意味のあることだったのです。
それは、この頃のデジタルカメラは、画素数が少なかったためです。
こういったことから、最初のうちはより大きい解像度の画像データが撮影できるかという目安となる画素数デジタルカメラを選ぶ上で重要な要素となっていたのです。


とまあ、こんな感じです。
さて、ここまでで何か質問はあります???

参考写真です。
会社で現場写真用に使っていたカシオ、1000万画素(撮影も同じ画素数):
イメージ 1

実際の写真はこれ
イメージ 2
縮小しております。

トラちゃん愛用の400万画素(撮影も同じ画素数):
イメージ 3

実際の写真はこれ
イメージ 4
同じサイズに縮小しております