toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

ビリ練習日記、3/22

昼飯食ってから少し遅めのビリ、

先客は学生が1組、まあ悪ふざけをするでなく、おとなしくゲームをしておりました。

僕はさっそくバラ球で、、、となるところであるが、今日は真面目にセンターショットなど。
左右15球くらい、まあまあ好調なスタートであった。

次に30度の振り、45度の振りと、それからランダムな角度の振りを練習。

僕はサクサク撞くタイプではなく、慎重に厚みを見てから構えに入るタイプである。
だからここまでで既に1時間近くは消費していた。
で、満を持してボーラードに入ったのである。

まだ1ゲーム目の途中ではあったが、先ほどまでの好調感はどこかに去り、またしても50~60ペースであった。
スペアがなかなかでない。焦燥感・・・

5フレか6フレのプレイ中、
隣の学生は既に終わり、別の隣に20代前半の2人組がやってきた。
2人ともキューケースを持っている。
ややっ、ライバル出現か?!と思われた。

2人はさっそくバラ球でウォームアップ。
で、センターショット、なかなか良い音がしている。
最初に隣に居た学生とはえらい違いであった。
引きも押しもちゃんと回転が乗っている。
僕は俄然、闘争心を感じた。
といっても、無謀にもゲームの申し出をしたわけではない。

横目で2人の様子を窺いながら、もう一度基本に返って、またセンターショットを。
失敗するとこの2人に、『このシロートが、、、』って言われそうで、何となく気合が入った。
絶対にミスしないように丁寧に撞いて行った。
僕は意外と人目を気にする性格のようだ・・・。

メンタルというのかどうかは解らないけど、なぜか先ほどよりも、ポケットの真ん中にビシッっと決まる感じが嬉しかった。

振りのある玉も、もう一度おさらいを。
僕は左の振り(手玉が的玉の右に当たる)は得意で、反対側は不得意!
センターショットでは左右どちらも、シュート率は大差ないものの、
一旦振りのある球になると、これがダメになるの。
大方の傾向としては、右振りは薄く飛ばすことが多い。

しばらく同じ配置で確認しながら補正をかけて、やっと入るようになるのである。
ただ、左右を交替にやりだすと、また再発する悪性の癖なのである。


この2人を前に、50点ほどのボラドを披露するのは、あまりにも癪である。
そこでボラドからボールにする。
せめてマスワリの一つでも見せ付けてやろう!なんて悪魔のささやきがしたのは言うまでもない・・・。

しかし、そう思ったところで急に腕が上がるわけではなく、マスワリどころか、3球連続もままならない状況となる。
このままではいかん!同じマイキューを持つ輩として恥はかきたくない、またまた闘争心が・・・(笑)

そうこうしている内に、2人組は15個の玉でラックを組んでいる。
ほおっ~~、┘棔璽襪鬚笋襪里!今時珍しいね・・・。
しかし、ヘボブレイクやなぁ~~、全然玉が割れていないではないか!
先ほどまでの良い音もしていない。
なんて思っていたら、どうもルールが違っていることに気が付いた。

何と、2人が始めたのは14-1ラックであった!!!
初めて実物のゲームを見た僕は愕然、、、これは相手が悪い!
静かに闘争心を湧かせた自分が恥ずかしい。

しかしまだ時間も十分あるのに、負けて(別に負けてるわけじゃあないけど)退散するのもまた悔しいものである。
僕はさらにボールを続けた。集中力はいつもよりアップしている感じはあった。
ダシも何となくだがイケテル感も。

14-1ラックは実はあまりルールを知らない。だからそれが凄いレベルなのかどうかも解らない。
戦意は喪失してしまった。

時間にして4時間チョイ、ああっ~~一回くらいマスワリやってみたかったな~~。
本日の取り切りベスト、5球であった。
精神的にもちょっと疲れ気味のトラである・・・。