保安林について、その2
その2は保安林標識のバリエーション紹介です。
①古いタイプオレンジぎみの黄色
山の奥深くに多いです。指定年度や県名が入っていないものが多いです。
山の奥深くに多いです。指定年度や県名が入っていないものが多いです。
②普通のタイプ一般的なタイプで、一番多い標識です。
写真は種別『土砂の流出防備保安林』、森林の樹木の根っこが岩や土を包み込み、土壌を強固にする性質を利用しています。
写真は種別『土砂の流出防備保安林』、森林の樹木の根っこが岩や土を包み込み、土壌を強固にする性質を利用しています。
④支柱なしタイプかつ、種別なし金属ネットなどに取り付けられて居ることが多いです。
写真は岩肌の崩落防止ネットなどに表示されることが多いです。
写真は岩肌の崩落防止ネットなどに表示されることが多いです。
⑤白の棒タイプこれもちょっと古いタイプです。
写真は種別『水源かん養保安林』、山脈の多くの面積をしめる場所で、雨水を地下水として貯蔵し、川(谷)に流す働きをする保安林です。
雨水が集中豪雨等で急激に川に流れると水害や土砂崩れ等の災害の原因となるので、それを防ぐ意味があります。
写真は種別『水源かん養保安林』、山脈の多くの面積をしめる場所で、雨水を地下水として貯蔵し、川(谷)に流す働きをする保安林です。
雨水が集中豪雨等で急激に川に流れると水害や土砂崩れ等の災害の原因となるので、それを防ぐ意味があります。
⑥白い大型タイプ地図が描かれていることが多いです。
写真は種別『保健保安林』、人の保健衛生に寄与する森林、公園などに多いです。
写真は種別『保健保安林』、人の保健衛生に寄与する森林、公園などに多いです。
日本全体の内訳では、以下のように。面積比較では、やはり水源のかん養保安林が圧倒的に広いですね・・・。
林道を走るときは、たまには立ち止まって、このような保安林標識を見てみてください。
そして、森林が果たしている役割に思いを寄せてみるのも、いとおかし・・・
そして、森林が果たしている役割に思いを寄せてみるのも、いとおかし・・・