toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

歴代の電卓たち

なんか新しい電卓買ったら、旧に古いのが懐かしくなって、引っ張り出してきました。
(右下クリックで拡大します)
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左から右へ新しくなる。
①CASIO:fx-11(1975年購入) → ②SHARP:エルシーメイトEL-5003(1980年購入)
 → ③SHARP:EL-525(1985年購入) → ④CASIO:fx-915ES(2014年購入)
他にも5~6台(ポケコン含む)はあるんだが、すぐに出てこなかったので、今回は省略。
 
①CASIO:fx-11 ほぼ原寸大表示です!
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 今までずっとfx-8だと思い込んでいた。関数ボタンが8個あるから。
 11って数はどこから来たんだろう??πを入れても8+1=9関数にしかならないのにね(笑)
 高校1年の入学記念に父が買ってくれたもの
 当時は関数電卓は黎明期でして、 ほとんど選択肢はなかった。
 液晶タイプも有ったように思うが正確に覚えてはいない。
 
 中学生の頃すでに三角関数と対数、微積分のさわりを知っていたので、
 三角関数表や対数表を使わずに値が求まることに狂喜乱舞していた頃です。
 値段は14500円くらいだったと記憶、今から思うと3万円以上になるのかな?
 父は「どうせ買うなら良いものを」という気性の持ち主で、奮発してくれました。
 この電卓は本当に嬉しかったです。
 
 久しぶりに全体を軽く掃除して、電池室の電極を磨いた。
 単3電池4本入れると鮮やかに蘇った。むろんすべての機能は完動です!
 製造後38年ですよ!さすがのmade in japanです! 
 この時代の電卓は、電卓=電子式卓上計算機の名のとおり、ポケットに入れて持ち歩く用ではなく、
 机の上で使用するのが当たり前だった。
 この機種にも、ACアダプタで6V電源端子がついている。当時は6Vタイプがラジオでも多かったからね。
 
 平方根の開平は約0.5秒、三角関数は約2秒、対数関数も同じくらい、n乗は1秒切る位の実力
 自光式FL管がチカチカと明滅して計算結果が表示される。
 これまたいかにも内部で計算しているんだって感覚で気に入っていた!
 fx-11は私の原点であり、父の思いであり、宝物だ。
 
~続く~