ブレーキパッド&タイヤ交換、その2
さて、懸案の右前ブレパ交換です。
今回は作業に余裕があったので、工程を紹介してみます。
まずは、工具類。
プレオのハンドルを右に一杯切ってから、ジャッキアップします。
鉄の棒は、中空になってて、誰かをボコボコにするときに使うものです。
わたしを怒らせると、あばら骨の数本ではすみませんよ・・・(笑)
メガネとラチェットは、17mm径のブレーキハウジング固定ネジの脱着用です。
前回は、ワイヤーブラシで清掃するのを忘れておりましたので、今回は用意しました。
タイヤを外すと、ブレーキ本体が良く見えます。
事前に、ハンドルを右に切っているので、作業性良好となります・・・○
ブレーキハウジング内側下部のボルトを緩めて抜き取ります。
プレオの場合、このボルトは17mmで、メガネレンチで緩めた後、手で20mmほど回し、抜き取ります。
なおブレパ交換の際に最も重要なのは、パッドを外す前にブレーキピストンを押し戻しておくこと。
当然新品のブレパは厚みが左右で10mmほど拡がりますので、
事前に押し戻しておかなくては、装着できません。
これには、マイナスドライバとウエスを使用します。
ドライバ先端をウエスでくるみ、ディスクプレートとパッドの間にこじ入れて、
エンヤコラで少しずつ広げておきます。
この目安は、新品のパッド量*2 - 旧パッド量(厚み)*2 で計算できます。
今回は、旧パッド量4.5mm、新品約8mmなので、8~9mmほど広げておけばOKです。
ブレパは、内側は、そのままはめ込まれているだけなので、外側に引っ張ると、
外れます。
パッドをブレーキ泣きせぬように挟む金具(シムという)を外し、スプレー洗浄剤で洗って、シリコングリスを薄く塗る。
外側は、銅のロックプレートで固定されているので、同様に外して洗ってから
同じ形に組み込みます。
最後に、最初外したボルトにグリスアップして、差込み、ハウジングを固定して
出来上がり。
作業後は、ピストンが広がっているので、ゆっくり走って、ブレーキをかけながら、
最適位置に持って行きます。(自動的にそうなる仕組み)
ブレパ交換時は、まだ当たり(ブレーキディスクとパッドの平行になじむ)が取れてないので、フルブレーキングはせず、慣らし運転です。
以上で、前輪の2つがスタッドレスタイヤに置き換わり、ブレパ交換も完了です。
おtかれさまぁ~~~