toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

太龍寺へ、その5

さて、やっとのことで21番札所:太龍寺に到着です。
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太龍寺の南西、鷲敷町にロープウェーが出来るまでは、僕が今来た道がアクセス道路だったわけですが、
現在は殆どの方は、ロープウェーを利用するようです。
ロープウェーの駅は、山門とは逆の位置にあるので、そちらから参拝した方は、山門の存在を知らない場合もあると思います。
やはりお寺は山門から礼をして境内に入りたいものですね。

まずは、殆ど人通りの無い(といってもGW中のこともあってこちら側からも意外に訪れていた)山門の脇にセローを停めて境内へと向かう。
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道の途中には石楠花の花が咲いている。白く透き通る花びらはカメラ泣かせではあるが、とても山の雰囲気にあっている気がする。
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途中に、こんな案内があった。
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『北舎心ヶ嶽』と書いてある。
この寺は、山号を舎心山(しゃしんざん)といい、舎心とは修行の場である。
その昔、弘法大師がここで修行した。南の舎心と北の舎心、どちらも断崖絶壁である。
ここで本尊である虚空蔵菩薩のご真言を100万遍唱える修行をしたそうだ。
卓越した記憶力を得られるという。
一応普通とされるご真言を書いておく『ノウボウ アキャシイ ギラバヤ オンマリキャ マリボリソワカ

この修行は100日間、土日祝日無しでするのが普通で、一日当たり1万回、つまり1回約5秒で唱えたとして、1日に14時間も掛かる計算だ!
僕には無理そうだね・・・

で、この案内板の先にはこれが!
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7段目まで登ってみた、向こうを見て脚が震えた。僕は高いところは苦手なのだ。

もと来た道に戻り、少し歩いてやっと平らなところに着いた。
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ということは、バイクでこの手前までは来れたのだ!ま・いっか・・・