toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

家庭訪問

先日、小学校と中学校の家庭訪問があった。

まずは、ライア(中1)から。
担任教師は男性で、40代、社会の先生である。
ちょっと太めで、大汗をかきながらやってきた。

すでに新入生テストが終わったところで、話の7割は学力のこと。
僕的には、人間は優しさと強さだと思っているから、あまり勉強のことは言わない父だ。
まだ中一なのにすでに高校受験の話題である。
まあ真っ向から否定するのもなんなので、聞き流すことにした。

ライアの成績は、1学年87名中39番だった。まあ中くらいといったところ。
テストは4教科国語算数理科社会である。
国語は88点で上位、算数は58点で中位、理科社会は平均以下で下位の結果だそうだ。
僕は成績は気にしない。
それよりも青春真っ只中の時代を友人作りや楽しい思い出作りに費やして欲しいと思っている。

日ごろ感じていることを書けば、
小学校の学習は、例の『ゆとり教育』のおかげで、学力よりも人間教育に力が注がれていた。
特にわが小学校(僕の通った学校と同じ)はその傾向が強い。
道徳とか人権集会とか社会見学などを重視しているようだ。
それは僕には凄く良いことだと思っている。
三つ子の魂百まで!の諺の通り、子供の頃の人間観教育は最も重要だと感じているからだ。

価値観は人によってさまざまで、どれが正しいということは云えないものであるけれど、
人やものを大切にする気持ちとか、善悪の判断力などはこの多感な時期に養われるものだと信じてやまない。

かくゆう僕も、中一のころ最初のテストで算数は確か44点!だった。
無論、順位は後ろから数えた方が早かった。
計算力はまあ普通だったが、文章題は全く苦手で、要は国語力が不足していたのだろう。
今の娘も同じ感じである。
でもライアの方が確実に僕よりは上である。それは国語の成績が数段上だからである。
しかし、中2の頃好きだった国語の教師のおかげで、漢字や言葉の意味は熱心に覚えた。
語彙の貧困から免れたのはこの教師のおかげといって良い。
僕が社会は大の苦手だったので、娘には社会科の教師で良かったと思っている。

理科好きな僕としては、理科のテスト結果は不本意であり、昨今の理科離れの風潮には不安を抱いている一人だ。日本産業が戦後急速に発展したのは、この分野のおかげであり、工業国日本を支えるのは、理科教育だと思っている。
せめて中学生のうちに、相対論の初歩ぐらいまでは理解して欲しいと願う父である。
(ちょっと無理か???)

あと、英語の教科が増えて、これは初期につまずくことが多いと聞く。
ローマ字はライアの得意分野なので、楽観しているのだが、どうなるでしょうね?!
受験として学習を見た時に、重要なのは国語・英語・数学である。
数学は既に平方根の考え方は伝授したが、文字式と一次方程式あたりでつまずかないかちょっと心配の種でもある。

今会の家庭訪問で感じたのは、すでに高校受験は始まっているという事実である。
でも僕はやはり楽観。
担任教師の遅れが目立つようであれば、家庭教師とか塾も考えてあげてくださいね!という言葉に
ちょっとムッと来た!!、
家庭教師ならここに居ますよ!と言ってやりたかったが、そこは理性でグッと押さえ、笑顔でお別れしたのであった・・・。


さてなおガス(息子)である。小4生。
担任は女性、綾香っていう可愛いお名前!お顔も可愛いかどうかは僕は見ていないので未確認!(笑)
聞けば、最近なおガスは、友達に手を挙げることがあるそうだ。
性格的には『優しい』そうで、公共心や正義感は強いそうである。
僕としては嬉しい限りで、彼の名前の由来に一歩近づいたかな、、、と。
( 参考記事:http://blogs.yahoo.co.jp/toratoaki/279868.html )

喜怒哀楽の感情や熱くなれる性格というのは僕は好きだ。
何事もなく事を収めるよりも、自分の意見を言って話し合い、納得してから行動する派だから。
男たるもの喧嘩のひとつも出来るくらいの元気というか、気概があったほうが人間的に良いと思っているから。
どんどんぶつかって、考え、そして他人の考えを学び自分の意見もちゃんと言う!それが理想。

息子は字が汚い、そう書くときのバランスが悪いのである。きれいに欄に収まらなかったり
はみ出したり、大きかったり小さすぎたりと・・・
僕もそうあったから、これは血筋かなと。

サッカーとキャッチボールとDSゲームとぬいぐるみが好きな息子、
きっと僕とは違った人生を歩くんだろうな・・・。


今回も親ばか記事になっちゃった。ま・いっか・・・