toratoaki’s blog

トラになりたかった男の話です

セロー不調の原因

2週間ほど前から、セローのメインスイッチを入れても、Nランプが点かなくなり、当然セルも回らない状況が多発しておりました。

で、右のサイドカバーを開けて、バッテリの周りをいじいじしてやると、何も無かったようにセルが回るのです。
エンジンが回っているときは、発電機が電気を供給しているので、止まることはありません。
ただ、エンジンを切った後、しばらくしたら再発、、、を繰り返していたわけです。

ランプの球切れってことではなく、バッテリ自体はいたって元気、
最初、メインヒューズ辺りの接触不良を疑いました。なんせその辺をいじったらすぐに直っていたからです。

まずバッテリの接続をチェックOK、その辺のカプラやとにかく電気接点を片っ端から抜いて入れてを繰り返す。接続が緩かったりするのかなぁ~~なんてね。

セローのバッテリ周りはこんな風です。(クリックで拡大)
イメージ 1

左にヒューズとプラグに行くラインがある。右には指示器のフラッシャーリレーとその右は??
で、本日朝出かけようとしたら、いつも簡単に復活していたのに、うんともすんとも・・・。

メインスイッチを入り切りしながら様子を見てると、Nランプが点くときには必ずリレーから【カチっ】と音がします。これはリレーが誤動作しているに違いない!と結論しようとした頃、でも待てよ!
メインスイッチを入れたときに(指示器は未動作)セルに行くべき電気がリレーを通るはずは無い。
配線図は見てないから解らないけど、経路は違うよね。

で、たまたま通電したときにセルボタンを入れると【ジッ】と一瞬小さな音を発し、またNランプは消えてしまうのだった。エンジン掛からなきゃ、バイク屋に走っていくことも出来ないなぁ~と途方にくれる・・・。

今日はセローのつもりだったけど、そう詳しく見るほどの時間もないし、自転車かタウンエースの出番かなぁ~と考えていたとき!!!!!
そう、その時なのだ、リレーをいじっているとカタカタと音がするではないか。
そう、ネジまたはナットが外れて音がするような懐かしい音だった。

もう一度バッテリをチェックしてみた・・・(写真は直した後!)
イメージ 2


爆!・笑!!・・・、つまり爆笑!!!
あ~らバッテリのプラス端子のネジが外れてる・・・
要するに、一番大元の箇所が接触不良の原因だったのだ。
ここは一番最初にチャックしてOKだったので、その後見直していなかった。
バイクを10m動かすだけで、Nランプが点いたり点かなかったりしていたのは、まさにこれだった。
①バッテリ周りをいじると接触が一時的に回復していたのもこれが原因というわけ。

ま~めでたしめでたし!
確信を得た僕は何の迷いもなくセローでお出かけしたのでした。
本日はその後、不調の兆しは無し、ひどいときはエンジンを切るたびになっていたわけだから、もう完全復活と呼んで良いかと。

でも~、何て単純な理由、もとエンジニア(SEやけど?!)が聞いて呆れるねぇ~~~